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「プリズナーNo.6」関係と海外ドラマ、海外小説を中心にしていきたいと思います。園芸、イギリス旅行、猫は今後はyahooプログに移動する予定です。


by mygarden_uptodate

「プリズナーNo.6」とは何か?

1966年から67年にかけてイギリスで放送された全17話のテレビ・シリーズ。No.6まで入るのは邦題で、原題はThe Prisoner。
不条理SFものと分類されて、物語は複雑にして難解、それ故に現在に至るまで熱狂的カルト的人気がある…と言われている。

ともかく難解で訳がわからない、との前評判を昔から聞いていた。

で、思い切り覚悟して見た訳ですが、私の印象は…

この主人公ってマゾじゃん。
催眠ガスで意識不明の間に連れてこられた主人公、毎回のオープニングで繰り返される意識不明状態から始まって、投薬され、薬漬けにされ、洗脳され、電気ショックにかけられ、頻繁に病院送りになり、繰り返し脱走を図っては連れ戻され、時にはぼこぼこになるまで殴られ、心身共に徹底的にいたぶられる、という話。

確かに巨大な組織に対して戦いを挑む孤独な主人公の姿、というのは人々の感動と共感を呼ぶのでしょう。

が、それ以外に、この主人公のいたぶられっぶりは、別のキョーミを引き起こさないか?

まあ、それはさておき、この作品を通じて面白いところは

あれだけの目に遭いながら、No.6は絶対脱がないこと。せいぜい胸元がちょろりと見えるくらい。
大勢の女性が出てきていながら、色っぽい話は全くなし。唯一、婚約者が出てくる話では、No.6は他人の体の中にいる…。

このふたつの奇妙な節度が実はとっても気に入っているのです。

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by mygarden_uptodate | 2006-09-24 01:29 | 「プリズナーNo.6」とは何か?