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by mygarden_uptodate

カテゴリ:海外映画( 1 )

スウィーニー・トッド

つい先日、映画館にかかっていたと思ったらもうケーブルTVに登場した。
言うまでもなく、グロな映画である。
フリート街の殺人床屋ネタ。
イギリスでは有名な話のようだが、日本で知られるようになったのはこの映画と、それに先行するミュージカルの功績じゃないかな。
面白くないと言えばうそになるが、まあグロい。
そしてひどい話である。
理不尽な目にあってきた主人公の復讐劇。
まあ、それは良い。
それが普通の人々を巻き込んで、はた迷惑な話である。
意味もなく殺される人々、お気の毒。
巻き込まれる最大の被害者、まあ事後従犯ではあるのだが、大家のおかみ。お気の毒。
根は、幸せな結婚生活を夢見る平凡な人物であるのだが、主人公のせいですっかり人生が狂ったばかりか、命までなくすことに。

以下、ネタバレ。
死んだとばかり思っていた妻は実はすぐ身近にいた。
夫を失った悲しみのあまりキチガイの物乞いになって、
すぐそばをうろついていた。
そのさまはさながら、古代の狂った預言者。
復讐の狂気につかれた主人公を糾弾し、共犯のおかみを魔女と呼ぶ。
事実を知っていながら、それを隠していたおかみを、
主人公は燃え盛るかまどに放り込む。
魔女は焼き殺される運命にあるのだ。
だが、その審判を下すのがお前かよ、それはないだろう?
と言わずにはいられませんな。
そして自分がのどをかき切った愛妻の遺体を抱いて悲しみにくれる主人公ののどを、
隠れ場所から現れた小僧がかき切る。
その瞬間の憎悪の表情ときたら。
主人公はここで死んでも、ちゃんと後継者を残していたのだ。
ひどい話である。

ところで、この監督の女性の好みってこうなの?

失った夫を嘆いて、窓辺で泣いてばかりの生活力ゼロの女(主人公の妻)はかわいくて良い女なのか?
せっせと人肉パイ作りに励み、明日を夢見る前向きの女(おかみ)は魔女として殺される運命なのか?

無茶苦茶である。
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by mygarden_uptodate | 2010-08-10 20:42 | 海外映画