「プリズナーNo.6」関係と海外ドラマ、海外小説を中心にしていきたいと思います。園芸、イギリス旅行、猫は今後はyahooプログに移動する予定です。


by mygarden_uptodate
著者: ルーシー・M. ボストン
ISBN: 4566012646

名高いグリーン・ノウ・シリーズの4作目。3作に出てきた孤児の友達3人のうち、今回も出現するのは一番幼い中国人のピン。このピンがいかにも東洋の小さな知恵者という感じで心地良い。作者のボストン夫人は現実の中国人を知らなかったそうで、知っていたらまさかこのように魅力的なキャラクターは作りえなかったであろう。醜行しか聞かない中国人ではなく、静かな哲学者ピンはむしろ日本人の設定の方がよりふさわしく、理想化された東洋人そのものである。
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# by mygarden_uptodate | 2012-07-12 14:24 | 海外小説

不死の怪物 (文春文庫)

著者: ジェシー・ダグラス ケルーシュ
ISBN: 4167527944

第一次大戦後に書かれた古典的怪奇小説。サセックスの名家に伝わる血の因縁を美貌の霊能力者が解き明かす。荒又宏絶賛の本。確かに、過去から世の終わり、そして世界の復活まで一瞬のうちに具現して、主人公と呪われた家系に救済を与えるのはあっと驚く見事な解決だ。が、クライマックスでピアニストがワーグナーを演奏するというのはなんじゃらほい。そこがすごくこっぱずかしかった点が個人的には大きな減点である。しかし、松林、星明かり、冬の夜、ととても良い雰囲気だったのはよろしいよ。
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# by mygarden_uptodate | 2012-07-12 14:23 | 海外小説
著者: キャロル オコンネル
ISBN: 4488195059

好きというほどではないけれど、見事にだまされました。 キリスト教徒にとってクリスマスは特別な祝祭。その時に悲しい体験をすると、二度と再びクリスマスを楽しめなくなるのだろうな、とつくづく思った。

(windows liveのお気に入りが7月末で消滅するので移設。)
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# by mygarden_uptodate | 2012-07-12 14:21 | 海外小説
ディエル、向かいの家の発砲事件を目撃する。
自殺したというむ女は、夫が殺したのか?

一番の未物は、大聖堂での祝祭に神の役で゛登場するディエル。

ウィールド、不良グループに袋だたきにされて負傷。
ゲイがばれたと思ったら、単なる人違いだったらしい。

新人刑事らしい若者登場。

冬のヨークシャーはいかにも寒々しい。

ラストにも救いはないし。

しかし、なぜ彼女が死を選んだのか、二度見てもわからなかった。

原作読まなきゃダメか。

って、原作あるよね?

毎回出る「レジナルド・ヒルのキャラクターに基づく~」が気になる。
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# by mygarden_uptodate | 2012-03-20 14:13 | 海外ドラマ
古い覚書が出てきたので

前回とは一転して豪華なハウスが舞台。
名家の老婦人の葬儀に、50年間行方不明だった息子と名乗る老人が現れた。

ウィールド、電話でバス・ステーションに呼び出される。
以前の恋人の紹介で現れた黒人少年。
ウィールドの部屋が初めて登場。
古いエッチングなどがかかり、なかなか良い趣味。
そして初めてウィールドの「趣味」が公になった回かな?
原作ではウィールド=ゲイというのが常識だと思っていたので、
いつばれたかは意識してなかった。
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# by mygarden_uptodate | 2012-03-20 14:06 | 海外ドラマ
古いメモが出てきたので覚書として。

北イングランドと言えば炭鉱だ。
炭鉱労働の過酷さ、そして閉山後の停滞。
エリー、社会人のクラスで鉱夫コリンを受け持つ。
コリンの父は4年前、女児が殺害された事件の日に失踪していた。
炭鉱から死体が見つかる。そして連れていた犬の死体も。
彼は無実なのか?

チャタレー夫人を引き合いに出すパスコーと、その階級観を批判するエリー。
夫婦の間に波風が立つ。
ウィールド、彼らの家でお食事。
ちょっと楽しいエピソードだ。
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# by mygarden_uptodate | 2012-03-20 13:57 | 海外ドラマ
新シリーズだよ、わーい。
なんて思ったが、驚いたのはパスコーの老けっぷり。
単に老けたのなら仕方ないが、随分太った?
そして何だか変な髪形。
初登場の頃のさわやかなハンサムぶりが感動的だっただけに、何か痛ましいな。
年齢相応の自然な風格が感じられる、のなら良いのだが。
逆に、最初見た時、
ガマガエルじゃん、と思ったディエルは慣れた! 今ではすっかりディエル派です。
ブオトコと原作で強調されているウィールドも良い。
途中から加わったノヴェロも好きだ。
ひとり、パスコーだけが何だか、ああ。
変な顔が気になっていたパスコー夫人が舞台から去ったのは嬉しい。
そう言えば、初期のこのシリーズ、回を追うごとに、
パスコーの恋愛、結婚、出産、育児、別居、と毎回進展していたなあ。
今更のようにそれは懐かしい。
しかし、パスコー夫人は娘を連れて去ってしまった。

なんて、今回のエピソードとは関係ない話ばかり。

さて、今回のエピソード、音楽の才能ある男子高校生の謎の水死から始まる。
10年前に、犯人を追跡中のディエルは
突然飛び出したその子の母親を不可抗力でひき殺してしまっていた。

まず思ったのは、たとえ自分に全く過失がなくても、
結果として人を死なせてしまったら責任を負わされそう、少なくとも日本では、と思った。
(この風潮は間違っている、と思うし、少しずつ改まってきているようだが、
まだその傾向は残っている感じ。)
そして、妻と息子を失った父親が意外に冷静にディエルに向かい合っているの自制心に感心。
流石、イギリス人だな、と。
一見、労働者階級の、胡散臭げな感じだけど。
見た目を信じてはいけな…くはなかった。
ネタバレですが。
なーんだって感じ。

以下もろにネタバレ。

それにしても、こいつは、かつて、妻に暴力を振って、
結果として必死で逃げようとして車の前に飛び出して即死。
(死んだ妻は無論、飛び出されたディエルがいかに鋼の神経していようとやっぱりショック)
それを目の前で見た息子も大ショックを受けつつ、
保身のためか、真実を忘れていた。
が、それを思い出したことを知った父は、
自分の身を守るために息子を殺す。
って、一体こいつは何なんだよー。
なんか、怖すぎる…。

ところで、まだパスコー、ディエルんちに住んでいるんですか。
あんたたち、いい加減に自立しなさい、と言うか
問題じゃないですか?
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# by mygarden_uptodate | 2012-02-13 23:09 | 海外ドラマ
珍しいことに都会の話だ。
ディエル一行、都会の警察に助っ人に行く。
人種対立真っただ中。
白人と中東系の議員が対立を深める中、中東系の議員の娘が殺される。
そして今度は白人議員の息子。
意外な(でもないが)犯人の意外な動機。
しかし、これってやっぱり問題じゃないですかって落ちだ。

私生活では、パスコー、中東系の警察医と恋愛中。
ノヴェロ、パスコーに告白(控えめ)して振られる。
初めは対立していた今回の指揮官デヴォン警視、
最後にはディエルとちょっと良い雰囲気、かな?
なかなかお似合いと思います、というか同じタイプだな、彼らは。

パスコーの私生活の苦難は続く。
久々に会えると思ったロージーには会えず、
ガールフレンドとのなかは壊れる。
で、またディエルんちに逆戻り?
っていつまであんたたち同居しているのよ。
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# by mygarden_uptodate | 2012-02-13 22:44 | 海外ドラマ
今を去るん十年の昔、中学生だった頃、
好きだったなあ、ナポレオン・ソロ。
でも、TVシリーズを見たことはなくて、
私が見たのは評判が悪い劇場版の何本か。

そして月日は流れ、同人誌仲間が、当時再放送されて人気だったこのシリーズの本を作っていた。
しかし、その頃には悲しいかな、すっかり熱が冷めていた。

そして更に歳月が流れ、今、ミステリ・チャンネルでの放送が始まった。
何となく愛着を覚えたので、録画して見てみることにする。

初めて目にする第1話。
モノクロである。
このシリーズはソロとクリヤキンのコンビとの印象が強いのだが、それは後の話。
タイトルのThe Man from U.N.C.L.E.と単数形が意味するように、
ソロが主役で、クリヤキンは端役だったのだ。
なかなかハードボイルドな感じがする。
初期の雰囲気、悪くないと思った。
こうなるとかえって、後期の話が気に入らないかも。
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# by mygarden_uptodate | 2012-01-24 23:05 | 海外ドラマ

リヴァトン館

古いタイプのゴシック・ミステリーを期待して読んだら大外れ。
大変今風の話である。
面白くないとは言わないが、再読したいとか後味が良い話ではない。
私の好みではなかった。

90歳をとうに超えたグレイスは今は介護施設で暮らす身。
かつて彼女が女中、後には侍女として奉公したリヴァトン館で起きた悲劇を映画にしたいとの申し出があった。
彼女は思い出す。遠い日々に起きた悲劇の真実を。

かつて自らもこの同じ館に奉公していたグレイスの母。館の奉公人たちが語るあどけなく朗らかな少女の姿は、グレイスの知る気難しい母からは想像できないものだった。
グレイスの母の過去に何があったのか。
これはだいたい予想通り。

館の三人の子供たち、デイヴィッドと妹たち、ハンナとエメリン。
大戦前の平和なひと時の魔法のような日々。
グレイスがあこがれる彼らの世界は、
デイヴィッドの戦死によって永久に失われる。
思えばそれが崩壊の始まり。
愛する長男を亡くした父フレデリックは痛手から立ち直れず、
館は凋落の一途をたどる。

館の束縛から逃れようとしてのハンナの結婚。
時代の退廃的な空気に逃げ道を求めるエメリン。
戦争で心を病んだ兄の戦友を愛したことがその後の悲劇を決定づける。
グレイスが長年心の底に隠し続けた罪の記憶は最後の最後まで明らかにならない。
何たる悲劇。
姉妹を心から愛していたグレイスの善意こそが、
結果的にふたりの、否三人の命を奪った。

悲しい話である。
読み終わってふうっとため息をつき、スケールの大きな物語に関心するが、
再読はないな。

ところで、このグレイス、真心から仕えたハンナの死後、
彼女から遺贈された財産を元手に充分な教育を身につけ、
考古学の教授になったらしいのだが、
それはまた別の話というか、ちらちらと述べられる程度なのだった。
その後の物語だけでもまた何か話が出来そうです。

あと、人物について。

館の下の娘、エメリン
子供の頃は良いとしても大人になってもこの性格って、頭弱いんじゃないだろうか?

ハンナの夫の妹
恐ろしく根性悪い。サイテーなキャラクター。時々、小説にこの手のキャラクター出てくるのですが、こんな人実在するのか謎。
ところで、夫の家族の銀行家はユダヤ人だと思うが、明記されていない。夫の父はユダヤ人に多い名だし。
ハンナの父が結婚に反対する理由もそこにあったのだと思うが。

あと気になったこと。
ハンナの祖父はアシュベリー卿と呼ばれているので貴族(侯爵、伯爵、子爵、男爵)なのだが、その爵位の継承については言及がないのは変だと思う。兄と父の死でフレデリックがアシュベリー卿になっても、娘たちはレディをつけて呼ばれないので、爵位は子爵か男爵のいずれかの筈。フレデリックが亡くなった後、この爵位がどこへ行ったのか? 断絶したならしたで言及があってしかるべきだが。
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# by mygarden_uptodate | 2011-11-18 17:04 | 海外小説